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  • 新材料は世の中を変えます
     ミサリオの送り出す「温めると縮む」負熱膨張微粒子PyroAdjuster®は、多くの次世代技術で問題となっている、厄介な熱膨張の問題を解決し、新しい未来を切り拓きます。
  • ミサリオのテクノロジー
     固体を構成する原子の熱振動に由来する「熱膨張」は、材料共通の性質です。目で見えるような激しい現象ではありませんが、現代のように技術が高度に発達すると、この熱膨張は様々な分野で大きな問題を引き起こします。伝統的な精密プロセス、精密光学の分野から、半導体集積回路やパワーデバイス、5Gに代表される通信・情報、液体水素のマネジメントや燃料電池となどの脱炭素技術といった次世代技術に至るまで、熱膨張の制御は不可欠となっています。
     ミサリオの新しいセラミック微粒子PyroAdjuster®は、粉砕・再結晶化法(*)をはじめとする粉体製造技術を駆使して、これまで実用化されてきたどの負熱膨張材料よりも大きな負の熱膨張を、わずか1ミクロンの微粒子で実現しています。電子デバイス内部の微小部材も、自由自在に熱膨張をデザインできます。
     さらにこの粉砕・再結晶化法(*)の製造パラメータを最適化し、これまで不可能だったサブミクロンの微粒子も可能にしました。

    (*)ボールミル等の機械的な粉砕のあとで加熱することにより結晶性を回復させる微粒子製造手法。ゼオライトなどでも使われる。
  • PyroAdjuster®が実現する未来
     シリカに代表されるこれまでの熱膨張抑制剤では、熱膨張が制御しきれません。そのため、例えば半導体製造装置が設置されているクリーンルームを厳格に温度管理するとか、パワーデバイスの出力をわざわざ下げるといった、苦肉の対応がなされています。PyroAdjuster®は、多くの無駄を生み出す熱膨張の問題を解決し、効率的で環境にやさしい未来を実現します。